LOCATION(栽培場所)

神秘の息吹、新羅人参を育む聖地:慶尚北道豊基

新羅人参について:新羅の伝統を受け継ぐ高麗人参

一般的に「高麗人参」として知られていますが、その起源は古代の新羅に遡り、「新羅人参」こそがその始まりです。韓国国内では「Korea Insam(コリアインサム)」と呼ばれ、そのルーツである「新羅人参」が「羅参人参」と呼ばれ、羅参人参こそが高麗人参のオリジンなのです。

高麗人参の栽培には、以下の特別な自然条件が不可欠です。

土壌
水はけと保水性に優れた砂土層と砂泥の土壌


気候
一日の寒暖差が大きく、年間を通じて適切な日照量があること


立地
風通しが良く、風水的に優れた場所

これらの厳しい条件をすべて満たすのが、韓国の北緯36度~38度東側地域、特に慶尚北道豊基(プンギ)です。
この地は、歴史ある新羅の時代から高麗人参栽培に最適な場所として知られています。豊基高麗人参農協は、この地で新羅時代から受け継がれる伝統的な栽培方法を守り続けています。


匠の伝統
自然の恵みを生かす新羅人参づくり

弊社と独占契約を結ぶ羅参の製造元「匠」は、代々続くシンマニ(薬草採取)の名門、その14代目にあたります。広大な山々や田畑を所有し、自社の山に自生する山人参や薬草、そして自社栽培の新羅人参(高麗人参)のみを厳選し、「羅参仙」の原材料となる人参を製造しています。自然の恵みを最大限に生かした、こだわりの人参づくりを行っています。

栽培方法
伝統と丁寧な育成

高麗人参の一般的な栽培方法には2種類ありますが、新羅人参は伝統的な方法で丁寧に育てられます。

一般的な栽培方法①
栽培用に改良された種を畑に直接まき、農作物を栽培するようにそのまま6年根になるまで育てる方法


一般的な栽培方法②
ビニールハウスの中で1苗ずつ保護ケースで覆い、空調・温度管理を徹底して大切に育て、芽吹いてから畑に植え替えて6年育てる方法



成育過程
羅参の神秘、180日間の出芽期間

高麗人参の種が成長し根を下ろし芽吹くまでの期間は、地域によって大きく異なります。


慶尚北道豊基産・新羅人参 180日間(新羅の時代から変わらない)

その他の地域産: 120日間

豊基産高麗人参(新羅人参)の出芽期間は、他の地域産に比べて60日も長く、これは素材としての価値に2倍以上の差をもたらすと言われています。この長い成育期間の理由は科学的には解明されておらず、「羅参の神秘」として語り継がれています。


豊かな自然と歴史の中で育まれた羅参は、まさに高麗人参の原点であり、その品質の高さは他とは一線を画します。